名刺

デザイナーになった自分の名刺
▪製作時間:25分
▪使用ソフト:Illustrator
フォントはゴシック体を使用してシンプルに。メインカラーは名前の漢字から連想される色を採用。
Illustratorで描いたということがぱっと見で分かるような似顔絵を用いて自分の得意なテイストをアピールポイントとした。

写真家になった自分の名刺
▪製作時間:30分
▪使用ソフト:Illustrator
自分で撮影したポートレートを使用。
両面の四隅にグリッド風のデザインを入れる事で視覚的にも「写真家の名刺」であることが分かるデザインとした。
フォントは写真の雰囲気に合わせてエレガントな印象のものを採用。
必要最低限の情報のみに絞ってクールな印象に仕上げた。

レコード店のオーナーの名刺兼ショップカード
▪製作時間:30分
▪使用ソフト:Illustrator
架空のレコード店「ノスケレコード」のオーナーの名刺兼ショップカード。
オーナーのマツシマ ユウノスケさんは舞台俳優のお仕事の傍ら趣味のレコード収集が高じて、レコード店を開くことに。「若い世代の人にレコードの良さを知ってもらいたい」というオーナーの想いからイマドキの若者の目にとまるようなレトロポップなデザインに仕上げた。
ショップカードを兼ねているので表面には情報を入れず、ロゴマークのみ。裏側にマップや住所、QRコードを配置し、ごちゃつかないようにレイアウトを意識した。
DM

個展のDM
▪使用ソフト:Illustrator
▪製作時間:60分
イラストレーターの自分が個展を開く際の案内状のDMとして作成。
イラストはIllustratorで作成し、作品のテイストに合うフォントを選んだ。字詰めを細かく調整し、全て中央寄せのレイアウトで揃え、受け取った時にこのDM自体が一つの作品だと感じてもらえるように意識した。
個展のタイトル「ALMOST SPRING」は、シンプルなフォントで退屈にならないよう文字の周りにドットをあしらい、動きが感じられるデザインに仕上げた。

バースデークーポン付きDM
▪使用ソフト:Photoshop・Illustrator
▪製作時間:50分
▪画像引用:Adobe Fireflyによる生成AI
架空の古着屋「YOU KNOWS VINTAGE」が顧客の誕生月に送付するDMとして作成。
ターゲット層である20代~30代男性が受け取った際に気に入って貰えるように全体的なバランスを直線的に仕上げ、メインである「HAPPY BIRTHDAY」「¥1,000 OFF」の文字のみフォントを変えてアクセントを入れて特別感を出した。
元の画像が少しピンクがかった色味だった為、イエロー・グリーン寄りに調整してフェミニンな印象を抑えつつ、ケーキの華やかさを損なわないよう意識した。
絵本



モックアップ画像引用:Freepic
架空の絵本のカバー
タイトル
ルスラーナのひみつの庭
クライアント
作者(自分)
使用ソフト
Photoshop・Illustrator・ChatGPT
制作時間
1日(約3.5時間)
<デザイン>
子供の頃によく触れていた海外の輸入絵本のデザインを意識して作成しました。
制作の流れ
<Illustratorの生成AIを使用してイラストを作成>
オンライン授業にて学んだ「画像トレース」の機能を使って、ウサギのシルエット画像から、生成塗りつぶしにてイラストを作成。最初はシンプルなプロンプトでスタートして必要に応じてワードを追加して調整しようと思っていた所、1度でとても好きなテイストのイラストが生成されたので使用することにしました。
生成されたイラストを見て「ロシアの絵本に出てきそう」と感じた為、このウサギを主人公にした絵本の表紙をデザインすることに決定。四角いオブジェクトから背景を作成し、先に作っていたウサギのイラストをアセットにて用いることで、違和感の無い1枚の画像を作る事ができました。

<ChatGPTに絵本のタイトルを相談>
生成した画像をChatGPTに添付し「この画像を元に架空の絵本をデザインしようと思っています。1匹のウサギが主人公の物語で、ロシアの絵本のようなテイストにしたいと考えています。絵本のタイトル案と簡単なストーリー案を3つ提案してもらえますか?」と相談すると、以下の提案が返ってきました。
提案1「ちいさなうさぎと冬のひかり」
――その光は、どこから来たの?
雪の気配漂う森で、ひとりのうさぎが金色の光を見つけた。
光を辿る旅は、森の記憶と、失われた「春」を呼び覚ます。
やさしさと静けさに包まれた、北の森のちいさな冒険譚。
提案2「もりのことばをしってるの?」
風の音、葉のささやき、足あとが残る秘密。
うさぎは、森のことばが読めるようになった。そしてそのことばは、忘れられていた「願い」を呼び起こす――。
森の哲学を描く、静謐なファンタジー。
提案3「ルスラーナのひみつのにわ」
森の奥に、春が消えない庭がある――。
「ひみつの庭」知っているのは、うさぎのルスラーナだけ。ある日、その庭に異変が起きる。
夢を失った動物たちの心を癒すため、ルスラーナは光と影の間を旅してゆく。
<Illustratorでカバーデザイン>
提案3のタイトルとストーリー案が気に入った為、表紙・裏表紙・背表紙を作成することにしました。
最初に生成した画像ではタイトルの文字が沈んで見えにくくなってしまった為、またアセットを用いて同じテイストのイラストを作成し、そちらを表紙に採用することにしました。子供の頃に読んだ海外の絵本のテイストやカラーリングを意識してデザインしています。

<モックアップ画像の作成>
デザインしたカバーデザインを使用して、実際に絵本として存在したら素敵だと思えるイメージ写真になるよう心掛けながらモックアップ画像を作成しました。以前からブックデザインに興味があるので、いつか実際の書籍のデザインにも携わってみたいと感じました。
チラシ


架空の読書イベントの案内チラシ(A4)
イベントタイトル
ひみつの図書室
クライアント
「ひみつの図書室」プロジェクト 主催者(自分)
使用ソフト
Photoshop・Illustrator・ChatGPT
制作時間
1日(約4時間)
制作時に考慮した点
<課題>
①発足したばかりのイベントで認知度が低い
②開催場所の写真撮影・掲載NGにつきイベントのイメージ構築が十分でない
<目的>
①チラシ配布によって認知度を上げる
②イメージイラストを使用してイベントのコンセプトや世界観を表現する
<ターゲット>
開催地近辺に在住の20代~40代の男女
「読書」が趣味の人と交流を持ちたいと考えている方
<デザイン>
表:【「物語」と「静けさ」を愛する全ての人へ】というイベントコンセプトを重視し、モノトーンで落ち着いた印象にまとめ、ロゴやフォントで詩的な印象を与えるデザインを目指しました。
少人数制で予約制、不定期開催であることから、ミステリアスな印象がある図書室のイラストをメインに使用。”ぼかし”のあしらいで柔らかさを加えてバランスを取り、ロゴは小説のタイトルロゴのイメージで作成しています。多くの集客が必要なイベントではない為、表面は必要最低限の情報のみを記載するデザインに仕上げました。
裏:背景には表面と同じ手順で作成したイラストを使用しました。イベントコンセプトと開催情報の両方を記載する為、イラストの主張が強くなりすぎないようにコントラストを調整し、文字や情報が見やすい直線的なレイアウトを意識しました。イベントの説明や予約方法に目を通した動線で予約に進められるよう、視線の誘導を意識してQRコードを配置しています。
制作の流れ
<Photoshopの生成AIを使用して背景のイラストを作成>

ChatGPTにイベントのコンセプトや開催内容を伝え、英文でのプロンプトを提案してもらい、自分でもいくつか欲しい要素を追加した。
ChaGPT提案のプロンプト:
secret attic library, dusty old books, candlelight, vintage, magical,
追加したプロンプト:
fullmoon, moonlight, lots of candles, lattice window
コンテンツタイプ:
✓ アート
✓ スタイル効果「映画風」「暗」
<生成された画像を加工>
出来上がった画像を見て色が多いと感じた為、グレースケールに加工。
コントラストを下げて、文字を乗せた時に背景が邪魔にならないように考慮した。
<Illustratorにてロゴ作成・レイアウト>

使用フォント:新宋体
月や鍵穴を連想した円と半円を配置。
上品さがありながらも、知的な遊び心を感じさせるレイアウトやバランスを意識して作成。